「熊本地震」勉強会を開催

在宅事業部勉強会

在宅サービス事業部では、5月26日(木)に鹿児島地区、5月30日(月)に姶良地区で 「熊本地震」に関する勉強会を開催し、サンダーバード鹿児島支部として被災地支援を行った職員より、福祉・介護事業者の有事における体制整備の重要性、福祉避難所の課題点などに重点を置いて報告がありました。

福祉・介護事業の有事における体制整備について

医療分野では災害時における体制が整備されていますが、福祉・介護分野の有事における体制構築は十分とは言えない状況でした。「熊本地震」では各施設の被災状況、要している支援の状況などの一元的な情報集約が不十分であったことから、平時から福祉・介護事業者間、行政との連携体制整備が必要と考えられます。

熊本県の現状

6月5日現在、20市町村、156か所の避難所で約7,000人の方が避難生活をおくっています。6月5日より仮設住宅への入居が始まりましたが、用地確保の難航、梅雨による工事の遅れなどの懸念から、避難所解消の目途はたっていない状況です。 被災地支援ボランティア数は大型連休をピークに減少傾向にありますが、避難者の避難生活は長期化することが予想されるなど、熊本地震の復興には長期を要するため、支援についても中長期的な関わりが必要となります。

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