災害時の地域の福祉態勢を検討する机上訓練を開催
災害時の地域の福祉態勢を検討する机上訓練を開催
平成28年度老人保健健康増進等事業 災害支援の視点にたった地域包括ケアシステムの検討
~地域包括ケアによる災害時に途切れない福祉の実現~ 姶良市加治木町反土札立地域 机上訓練
災害時の地域の福祉態勢を検討する机上訓練が23日(木)、医療法人玉昌会(以下当法人と記載)在宅サービス事業部の有料老人ホーム「しあわせの杜ケアレジデンスおはな」で開催され、施設・病院職員、地域住民ら約30人が参加し、情報収集や伝達方法、必要な支援について課題を確認し合いました。
全国6力所で実施する厚生労働省事業の一つ として、当法人と東京の災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバードが開き、地域で震度6強の地震が発生し、ライフラインが止まり、電話・メールが通じない状況を想定し、各施設のご利用者さまや、支援が必要な地域の高齢者・障害者の安否確認、空き家を活用した避難者受け入れ、ボランティアセンターづくりなど、地図上で動きを確認しました。
本事業は、災害福祉の視点で地域包括ケアシステムを検討し、「地域包括ケアシステムによって災害時も途切れない福祉を実現する方法」更には「災害時も機能する地域包括ケアシステムの構築手法」について提案を行うものであり、 災害がいつどこで起きるか分からない災害大国日本において、災害時に福祉を機能させ続けるしくみをつくることは急務であることを念頭に、当法人では平成26年6月22日より、サンダーバード鹿児島支部として活動を行っております。
当法人は引き続き「安心安全な街づくり」に寄与する為、積極的に地域との連携を高め、万が一の災害時に対応できる環境を常日頃より整えて参ります。